今週のお題「懐かしいもの」
わたしは内科のクリニックで時短勤務をしている。
受付は私を含め常時3人いるが、完全交代制で働く時はひとりだ。
先生一人看護師さん一人受付事務一人で仕事を回す。
あまりに忙しい時は看護師さんの協力も得られるが、時間中、目の前にある全ての責任は私にある。
その反面、自分のペースで思うようにできるところが気に入っており、長く続けている。
さて、看護師さん情報によると、受付のパートさんの一人が今、東京に遊びに行っているらしい。
六本木のライブ会場で推しのステージを楽しんだ後、広尾の方まで足を伸ばす計画だとか。
お土産が楽しみだ←もらう気満々🤣
懐かしい広尾。
もう30年近く前のことだが、当時付き合っていた彼と、東京に遊びに行った時のことを思い出す。
六本木で食事して、そこから広尾方面を歩いた。
高級住宅街を冷やかすのが大好きなわたしだから、この時の心浮き立つ感じは今もはっきりと思い出せる。
夜風が気持ちよかった。
いつかこんな所に住んでみたいと思った。
懐かしい広尾。
私の一番好きな小説だ。
舞台は広尾。
広尾で暮らす登場人物たちの心模様。
私はきっと、ここに描かれる広尾に憧れているのだ。
けれどもう、私は東京には行かない。
どこにも行かない。
寂しがりやの愛猫をひとりぼっちで置いておけないと思うからだ。
だいたい旅行に行っても、彼女のことが心配で落ち着かない。
ね、ひま?
柔らかい背中に手を伸ばして触れようとして
ガブリ
とやられた。
そんな気分ではなかったらしい😭
お猫様あるあるであります。