otobokema-ko’s blog

おとぼけ、ここに極まれり!

バブル期のヨーロッパ大移動の旅。100万円。

今週のお題「大移動」

わたしの人生で距離的な大移動と言えば、32年前の大学の先生の引率で参加した研修旅行だろう。
時はバブル。
大学で企画される海外研修旅行のヨーロッパバージョンに参加した。
ツアーなので、ある意味何も考えず安心して初めての海外を楽しんでいた。
宿泊するのは4つ星ホテルか5つ星ホテルばかり。
用意されたレストランにドレスアップして出かけた。

学生の為の研修旅行ということで、一般的な価格より割安だったと思うが、父は100万円以上出してくれたと思う。
感謝ですな!

わたしにとっては初の海外旅行だったが、オランダ、イギリス、ドイツ、スイス、リヒテンシュタインオーストリア、イタリア、フランス、
と、20日間かけて一気に観光地を巡る超ハード大移動の旅。
二十歳そこそこの元気な女子大生ばかりだったが、最終地のフランスでは半分くらいがホテルステイで自由行動の日も部屋でのんびりして体を休めていた。
今のわたしからしたら究極に贅沢な過ごし方だ。
アラフィフの今はいいホテルを楽しむ、ほぼ観光無しの旅を好もしく思っている。
だが、二十歳のわたしはもちろん、初めてのパリでテンションが上がっていたし、自由行動はやれルーブルだ、オルセーだと美術館間を駆けずり回っていた。

同じ大学の先輩方が参加しておられたが、皆さん海外旅行慣れしていて、今回はお買い物目的(スイスで100万円超えの時計を買って、その後ずっと身につけていた‼️)という方もいた。
それまでに比べたら円高に振れていたので、ヨーロッパでのお買い物はお得感があり、ブランドショップは日本人だらけだったものだ。

わたしも家族に頼まれて、CHANELの香水やグッチのお財布を幾つか買った。
自分用にも、記念にいろいろ買ったが、旅行中だと妙なテンションになって、よくわからない物を買ってしまうのはわたしだけだろうか?

あの時、イタリアの革製品のお店で買った、真っ赤な手袋と赤い鞄(持ち手は真っ黄色!)は何だったのだろう。
どう考えても日本にいたらチョイスしない物だし、帰ってきてそれらを前に途方に暮れてしまった。
どうもわたしはお買い物が下手なところがあるようだ。

安いと思ってみんないっぱい買っていたが、あの頃1ドルは140円くらいだったから、今とそう変わらない。
その前のドル円相場がもっと円安だったから、安く感じられていたけれど、その後の展開を考えると複雑だ。

話が外れてしまった。

あの時のわたしの旅の目的は、経験値を上げること。
とにかく、未知の世界を見たいと思っていた。
知らない世界を見てみたい。なんだって見たい。何かを感じてわたしの中に取り入れたい。
そう思って眺めていた、ヨーロッパの古い街並み、世界遺産、ドイツやフランスの可愛らしいホテル、貴重品を危うくジプシーの子に盗まれそうになった事件、素敵なオーストリアのホテルマンに一目惚れ?したこと🤭
生演奏を聴きながら食べたイタリアのパスタは本当に美味しかったことも忘れ難い思い出だ。

そう言いつつも、ずっと忘れていたバブル期のゴージャスで愉快な旅の思い出。
はてなブログさんの今週のお題が「大移動」だったから思い出すことができました♪
ありがとうございます。


最近のわたしは、ひまが可愛すぎて、旅への興味を失っておりますが、いつかまた旅を楽しみたいものですね。

今はこの方に夢中😊
それもまたヨシ。


ドアが閉まって驚いている愛猫ひまわりです!

この子にずっと元気でいてほしいから…
旅行はまだずっとずっと先でいいかな☺️

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